2016年12月21日
住民集会に行ってきましたレポその2。八尋元助教の講演
さて。
の続き。
元千葉工業大学助教である八尋信英氏の、安定型処分場の危険性についての講演内容をピックアップして書いていきます。

300件ほどの安定型産業廃棄物処分場の調査実績があり、科学者である八尋氏はこう語ります。
【安定型処分場で問題なのは1度、建設を許してしまえば、あらゆるゴミが集まってきてしまうという点です。】
【簡単に、不法投棄がおきてしまう。つまり何でもありな状態になる】
【島の方が運びやすい。船で廃棄物を持ってこれるのでコスパも良い】
また、八尋氏が調査された、福岡の安定型処分場についての発表で非常に興味深い点がありました。
廃棄物に付着している物質が化学反応し、有毒な硫化水素などが発生するというのは、以前このブログで述べました。
その反応を抑制するために、業者がいろんな物質を撒いて火消しをしている証拠を八尋氏や筑紫野の住民がおさえたのだそう。
また、抑制物質を撒いて、さらに化学変化を起こし硫化水素が発生してしまうという元も子もない状態になったという事例も紹介されました。
まさに安定型処分場は汚染のカクテルであるという証左なのでは。
【環境ホルモンが土壌から出た】
八尋氏の研究で、福岡の筑紫野にある安定型処分場の土壌からはビスフェノールA(BPA)が出てくるということも明らかになりました。
ビスフェノールAは環境ホルモンの1つ。
不妊や奇形の一因であり、
内分泌撹乱(ホルモンの異常)を起こし、免疫力も下げます。
また、アレルギーやアトピーなどの原因にも。
また、ほんの少量でも活性酸素を増やすので、老化やガンなどの原因になります。
このような理由から、自分はビスフェノールAなどの環境ホルモンを日常的に避けた生活をしていますが、
そのような物質が土壌から高濃度で検出されることに戦慄を禁じ得ません。

【重金属汚染で、生き物が真っ黒になる】
また、安定型処分場は重金属によっても、周囲の土地や水が汚染される懸念があります。
過去に安定型処分場で検出された主な有名どころの重金属は以下の通り。
・水銀(水俣病の原因)
・クロム(築地の土壌からこれが出て大騒ぎでしたね)
・カドミウム(イタイイタイ病の原因)
・ヒ素(和歌山カレー事件で有名)
・ウラン(放射性物質)
などなど、有害な重金属は毒性が強く微量でも人体に影響が出ます。また、私たちの身体に必要な元素であっても環境中の濃度が高くなれば有害となります。
たとえば、この記事をお読みの貴方がお母さんならば、妊娠中には、【水銀の生体濃縮をしているカジキやマグロは食べないで。】と島の病院で教わると思いますので、その怖さはなんとなくわかるかもしれません。
(重金属のキレート(排出)の為に、玄米の食事を提供する飲食店も島には有りますよね。)
さて、マンガンも重金属の1つです。
八尋氏が反対運動に携わった福岡の産廃では、全身真っ黒になったサワガニやカワニナが発見されました。
黒いサワガニを解剖してみると、水を濾し取るフィルターであるエラまで真っ黒に着色していたそう。
そこで、水質を検査したところ、高濃度のマンガンが検出されたのだそう。
このように、有害な物質は必ず生物の身体に濃縮されていくのです。
最後に八尋元助教は、こう締めくくりました。
【産廃建設反対となる武器は、個々の土地によって異なります。
だから、この土地の強みを生かし、客観的な事実をもってして反対運動を展開すべきでしょう】
奄美の強みとは何か。
単なる反対的反対にさせないための戦略とは何か。
崎原住民が思う奄美の武器とは、豊かな自然、固有種の宝庫。
また、本土や沖縄に比べても化学的な汚染が未だ少ないということが挙げられるのではないでしょうか。
現在、客観的な事実を構築するための様々な情報が入っており、水質なども併せて調査中です。逐次、しーまをお読みの貴方にもシェア致しますね。
※八尋先生の肩書きは元千葉工業大学 助教です。
教授や助教授と書いてしまっていたことを訂正致します。
(2017年2月9日)
署名は、まだまだ集めております!
皆様、宜しくお願い致します!
https://www.change.org/o/%E5%8F%A4%E8%A6%8B%E6%96%B9%E5%9C%B0%E5%8C%BA%E7%94%A3%E6%A5%AD%E5%BB%83%E6%A3%84%E7%89%A9%E5%AF%BE%E7%AD%96%E5%8D%94%E8%AD%B0%E4%BC%9A
2016/12/21
元千葉工業大学助教である八尋信英氏の、安定型処分場の危険性についての講演内容をピックアップして書いていきます。

300件ほどの安定型産業廃棄物処分場の調査実績があり、科学者である八尋氏はこう語ります。
【安定型処分場で問題なのは1度、建設を許してしまえば、あらゆるゴミが集まってきてしまうという点です。】
【簡単に、不法投棄がおきてしまう。つまり何でもありな状態になる】
【島の方が運びやすい。船で廃棄物を持ってこれるのでコスパも良い】
また、八尋氏が調査された、福岡の安定型処分場についての発表で非常に興味深い点がありました。
廃棄物に付着している物質が化学反応し、有毒な硫化水素などが発生するというのは、以前このブログで述べました。
その反応を抑制するために、業者がいろんな物質を撒いて火消しをしている証拠を八尋氏や筑紫野の住民がおさえたのだそう。
また、抑制物質を撒いて、さらに化学変化を起こし硫化水素が発生してしまうという元も子もない状態になったという事例も紹介されました。
まさに安定型処分場は汚染のカクテルであるという証左なのでは。
【環境ホルモンが土壌から出た】
八尋氏の研究で、福岡の筑紫野にある安定型処分場の土壌からはビスフェノールA(BPA)が出てくるということも明らかになりました。
ビスフェノールAは環境ホルモンの1つ。
不妊や奇形の一因であり、
内分泌撹乱(ホルモンの異常)を起こし、免疫力も下げます。
また、アレルギーやアトピーなどの原因にも。
また、ほんの少量でも活性酸素を増やすので、老化やガンなどの原因になります。
このような理由から、自分はビスフェノールAなどの環境ホルモンを日常的に避けた生活をしていますが、
そのような物質が土壌から高濃度で検出されることに戦慄を禁じ得ません。

【重金属汚染で、生き物が真っ黒になる】
また、安定型処分場は重金属によっても、周囲の土地や水が汚染される懸念があります。
過去に安定型処分場で検出された主な有名どころの重金属は以下の通り。
・水銀(水俣病の原因)
・クロム(築地の土壌からこれが出て大騒ぎでしたね)
・カドミウム(イタイイタイ病の原因)
・ヒ素(和歌山カレー事件で有名)
・ウラン(放射性物質)
などなど、有害な重金属は毒性が強く微量でも人体に影響が出ます。また、私たちの身体に必要な元素であっても環境中の濃度が高くなれば有害となります。
たとえば、この記事をお読みの貴方がお母さんならば、妊娠中には、【水銀の生体濃縮をしているカジキやマグロは食べないで。】と島の病院で教わると思いますので、その怖さはなんとなくわかるかもしれません。
(重金属のキレート(排出)の為に、玄米の食事を提供する飲食店も島には有りますよね。)
さて、マンガンも重金属の1つです。
八尋氏が反対運動に携わった福岡の産廃では、全身真っ黒になったサワガニやカワニナが発見されました。
黒いサワガニを解剖してみると、水を濾し取るフィルターであるエラまで真っ黒に着色していたそう。
そこで、水質を検査したところ、高濃度のマンガンが検出されたのだそう。
このように、有害な物質は必ず生物の身体に濃縮されていくのです。
最後に八尋元助教は、こう締めくくりました。
【産廃建設反対となる武器は、個々の土地によって異なります。
だから、この土地の強みを生かし、客観的な事実をもってして反対運動を展開すべきでしょう】
奄美の強みとは何か。
単なる反対的反対にさせないための戦略とは何か。
崎原住民が思う奄美の武器とは、豊かな自然、固有種の宝庫。
また、本土や沖縄に比べても化学的な汚染が未だ少ないということが挙げられるのではないでしょうか。
現在、客観的な事実を構築するための様々な情報が入っており、水質なども併せて調査中です。逐次、しーまをお読みの貴方にもシェア致しますね。
※八尋先生の肩書きは元千葉工業大学 助教です。
教授や助教授と書いてしまっていたことを訂正致します。
(2017年2月9日)
署名は、まだまだ集めております!
皆様、宜しくお願い致します!
https://www.change.org/o/%E5%8F%A4%E8%A6%8B%E6%96%B9%E5%9C%B0%E5%8C%BA%E7%94%A3%E6%A5%AD%E5%BB%83%E6%A3%84%E7%89%A9%E5%AF%BE%E7%AD%96%E5%8D%94%E8%AD%B0%E4%BC%9A
2016年12月21日
【わきゃ島を汚染から守れ】住民集会に行ってきましたレポ
去る12月18日、
奄美市名瀬の崎原地区に建設されようとする安定型処分場建設に反対し、名瀬勝の大川小中学校にて住民集会が行われました!
そんな住民集会の様子をレポします。
遅れ馳せながら管理人が来たときには既に体育館の3分の2近いスペースが埋まっていました。

奄美新聞の報道によると、250人以上が島の危機に駆けつけたのだそう。
冒頭では、自分の友人からネット署名と当ブログを紹介して頂きました。

次は崎原住民からの提起。
計画予定地となる崎原の住民3名の提起で、産廃建設は島全体の問題だということを、改めて確認しました。
崎原からは以下のような声が上がっています。
【汚染されて固有種の生態系が1度でも崩れてしまえば、小さい島なので取り返しがつかなくなる】
【川が汚染されれば、海へも流出し、海の生態系も崩します】
【島の味であるタナガ(川エビ)を採ることもできなくなる。つまり豊かな食文化まで破壊されてしまう】
島の川は最終的には海に流れ込みます。
計画予定地の付近には田雲川があり、これは太平洋に繋がっています。
つまり、この産廃問題で、島の魚も汚染されてしまうということ。
漁業関係者、
日常的に島の魚を出す店舗、
そして釣って食べる人にも、
この産廃問題は関わりがあることなのではありませんか。
古見方の子どもたちも幾人か住民集会の会場に来ておりました。
崎原の計画予定地の直ぐ側の水源地で、子どもたちの給食やプールの水なども賄っているのです。

(画像は崎原小学校)
三宝開発や心拓は、未来の体現者である子どもを、毒物に曝してまでもカネが欲しい企業だと見做されて良いのでしょうか。
これは島で子どもを育てる親に対する宣戦布告だと私たちは受け取って居ます。
島を売り、子どもの未来を潰すような産廃建設をすることは絶対に止めてほしいのです。
まだまだ署名を集めて居ます!
フェイスブックなどでの拡散、誠にありがとうございます!
当ブログにも、徐々にアクセスが増えてきております。
次回は八尋先生の講演会について書きますね!
リンク⇒
https://www.change.org/o/%E5%8F%A4%E8%A6%8B%E6%96%B9%E5%9C%B0%E5%8C%BA%E7%94%A3%E6%A5%AD%E5%BB%83%E6%A3%84%E7%89%A9%E5%AF%BE%E7%AD%96%E5%8D%94%E8%AD%B0%E4%BC%9A
奄美市名瀬の崎原地区に建設されようとする安定型処分場建設に反対し、名瀬勝の大川小中学校にて住民集会が行われました!
そんな住民集会の様子をレポします。
遅れ馳せながら管理人が来たときには既に体育館の3分の2近いスペースが埋まっていました。

奄美新聞の報道によると、250人以上が島の危機に駆けつけたのだそう。
冒頭では、自分の友人からネット署名と当ブログを紹介して頂きました。

次は崎原住民からの提起。
計画予定地となる崎原の住民3名の提起で、産廃建設は島全体の問題だということを、改めて確認しました。
崎原からは以下のような声が上がっています。
【汚染されて固有種の生態系が1度でも崩れてしまえば、小さい島なので取り返しがつかなくなる】
【川が汚染されれば、海へも流出し、海の生態系も崩します】
【島の味であるタナガ(川エビ)を採ることもできなくなる。つまり豊かな食文化まで破壊されてしまう】
島の川は最終的には海に流れ込みます。
計画予定地の付近には田雲川があり、これは太平洋に繋がっています。
つまり、この産廃問題で、島の魚も汚染されてしまうということ。
漁業関係者、
日常的に島の魚を出す店舗、
そして釣って食べる人にも、
この産廃問題は関わりがあることなのではありませんか。
古見方の子どもたちも幾人か住民集会の会場に来ておりました。
崎原の計画予定地の直ぐ側の水源地で、子どもたちの給食やプールの水なども賄っているのです。

(画像は崎原小学校)
三宝開発や心拓は、未来の体現者である子どもを、毒物に曝してまでもカネが欲しい企業だと見做されて良いのでしょうか。
これは島で子どもを育てる親に対する宣戦布告だと私たちは受け取って居ます。
島を売り、子どもの未来を潰すような産廃建設をすることは絶対に止めてほしいのです。
まだまだ署名を集めて居ます!
フェイスブックなどでの拡散、誠にありがとうございます!
当ブログにも、徐々にアクセスが増えてきております。
次回は八尋先生の講演会について書きますね!
リンク⇒
https://www.change.org/o/%E5%8F%A4%E8%A6%8B%E6%96%B9%E5%9C%B0%E5%8C%BA%E7%94%A3%E6%A5%AD%E5%BB%83%E6%A3%84%E7%89%A9%E5%AF%BE%E7%AD%96%E5%8D%94%E8%AD%B0%E4%BC%9A