2016年12月10日
【産廃問題】そもそも安定型処分場ってなに?
今晩は。土曜の静かな夜、貴方はいかがお過ごしですか?
今回のお話は、安定型処分場の定義について解説していきますね。
安定型処分場に廃棄されるものは以下の通りです。
▼安定5品目
・廃プラスチック
・ゴムくず
・金属くず
・ガラスやコンクリートくず
・がれき類
これがいわゆる安定5品目といわれる産業廃棄物です。
環境大臣いわく、
これら5品目は、有害物質や有機物等が付着しておらず、
雨水に晒されてもほとんど変化せず、周辺の環境を汚染しない・・・として認可したものなんです。
しかし!
私達が懸念しているのは以下の通り。
・5品目そのものにアスベストなどの有害物質が含まれている
・様々な化学物質が付着した廃棄物を捨てるために、化学変化を起こして硫化水素などのガスが発生する
・発酵熱により、周辺の作物に影響が出る
・安定型5品目に限らず、あらゆる産業廃棄物の集積場となる可能性がある
なお、安定型最終処分場の最大の特徴ですが、素掘りの穴に廃棄するだけなのです。
土壌汚染や水質の悪化、周辺の大気の悪化は必至ですよね。
たとえば、滋賀県大津市の安定型産業廃棄物処分場で起きた事例をあげますと、化学変化により、硫化水素2,000ppmが発生しています。
※1,000ppm以上では、1分以内に意識を喪失するとされています。
また、福岡県の飯塚市にある安定型産業廃棄物処分場では、営業停止が出るほどの汚水が出たり、火災が発生するなどの事案がありました。
宮古島では、不法投棄が重なり、火災が起きた事例があり、集落の住民が避難する状況になりました。
しかし、県はその2ヶ月後に、新たな産業廃棄物処理場を認可しているのです。
プラスチックが燃えるわけですから発ガン性物質であるダイオキシンなども当然発生するのです。
このように、安定型処分場の実害は枚挙に暇がありません。
おい、何処が安定しとるんじゃああああ!
と叫びたい。
化学変化を起こすならば、きわめて不安定な状態です。安定なんてのは言葉のマジックであり、詭弁です。
崎原集落の住民は、誰1人としてこの計画に賛同していません。
そこを理不尽にカネの力で民意を押し曲げて建設を推進することに、満腔の怒りと悲しみを湛えています。
是非、署名をお願い致します!
リンク⇒https://www.change.org/o/%E5%8F%A4%E8%A6%8B%E6%96%B9%E5%9C%B0%E5%8C%BA%E7%94%A3%E6%A5%AD%E5%BB%83%E6%A3%84%E7%89%A9%E5%AF%BE%E7%AD%96%E5%8D%94%E8%AD%B0%E4%BC%9A
Posted by 管理人( ´ ▽ ` ) at 22:24│Comments(2)
│安定型産業廃棄物処分場について
この記事へのコメント
(; ・`ω・´)フムフム
Posted by ゴンタ at 2016年12月10日 23:53
ゴン太さま
コメント有難うございます♪
ですです(^ν^)
発酵熱で、作物にも影響があるってのは自分も初耳で驚きました。
コメント有難うございます♪
ですです(^ν^)
発酵熱で、作物にも影響があるってのは自分も初耳で驚きました。
Posted by 管理人( ´ ▽ ` ) at 2016年12月12日 19:59